To Be a Good Company

入院するときスリッパはダメ

入院生活での履き物は、転びにくい“靴タイプ”のものを準備しましょう。

誰もが転びやすくなります

入院生活は、住みなれたご自宅と生活環境が大きく異なります。

  • ・病気やケガによる体力や運動機能の低下がみられます。
  • ・ほんの1日寝ていた(安静にする)だけでも、思いがけず筋力が低下していることがあります。
  • ・点滴をしたり、身体に管が入っていると、動きにくくなったりします。
  • ・薬によっては、ふらつきが生じるものもあります。

誰もが転びやすい状態になります。
転んだ結果、頭を打ったり、骨折などのケガをするおそれがあります。

スリッパやサンダルなどのようにかかとが覆われていない履き物は転びやすく危険です!

あぶない!

このような転倒事故が起こっています

【ケース1】

明け方頃、トイレから病室にもどろうとしてオーバーテーブルに手をついたところ、滑って転んでしまった。室内は暗くスリッパを履いていた。→大腿骨骨折で手術

【ケース2】

床に落ちた薬を拾うためスリッパ履いてベッドから降りたとき、スリッパのかかとを踏んでしまい頭と大腿を強く打った。→硬膜下血腫

【ケース3】

病室にある洗面台までスリッパを履いて一人で歩行し、方向を変えようとした際に転んだ。点滴台を押して歩行していた。→大腿骨骨折のため入院が延長

はきものを意識して、安全な入院生活を!

入院中におすすめする履き物

  • 履きなれていて、足元が安定している、かかとが覆われた靴タイプの履き物が安全です。
  • ご自宅で履いている運動靴やスニーカーなどをお持ちいただいても結構です。
  • 転倒予防シューズがあります。(当院売店でも販売しています)
転びにくいかかとを覆うタイプの履き物で安全な入院生活を送りましょう。

ご家族の協力も大切です!

安全な履き物が準備されているか、確認しましょう。

患者さんは、「短い入院だからスリッパで」「家でもスリッパだから」と言われる方もいますが、入院中の転倒によって重大な傷害が生じることがあります。転びにくい履き物をはくように、是非すすめてください。

患者さん向けの転倒・転落予防DVD
「転ぶはずはないと思っているあなたへ」

患者さん向けの転倒・転落予防DVDを作成しました。ご家族、看護師の教材としてもご利用いただけます。

【転倒・転落予防 患者向けのDVD「転ぶはずはないと思っているあなたへ」】
定価28,000円(税抜)

近年、「医療安全への患者参加」の重要性が指摘されています。医療現場で発生する医療事故の中には、患者さんやご家族の理解や協力によって事故を未然に防止したり、減少できるものがあると考えられています。転倒・転落事故もその一つです。

転倒・転落事故を減らすために看護師さんは入院時に患者さんが転倒しやすい状態にあるかをアセスメントしたり、リーフレットを用いて転倒・転落予防の説明を行っている病院もあります。しかし、病院がサポートできることには限界があり、転倒・転落事故を予防するためには患者さんやご家族の協力が必須です。

そこで、患者さんやご家族に視聴覚教材を利用し、事前学習をしてもらい、転倒・転落予防の知識や意識を向上できれば、入院時に行っている看護師さんからの説明もより円滑で効果的になることが期待されます。

このDVDは医療現場で転倒・転落防止に取り組んでいる医療者とリスクマネジメントの専門家が共同して患者さん向けのDVDを作成しました。病院の環境や状況をイメージしやすい内容になっています。患者さんの年齢を問わず、医療現場で多く発生している転倒・転落場面を解説しています。
是非、医療・福祉施設などでご利用していただきたいと思います。

【DVD購入のご案内】

●DVDのサンプルをご希望の方、ご購入の方は株式会社ワイ・イーピーにお問い合わせ下さい。